遺産

遺贈と贈与は何が違う?

私は知らない、知らなかったでは済まされないのが相続です。
相続人という立場に立ったことがあるという方は、あまりいないと思います。
そのためか、相続に関して理解していなく、
分からないままにしている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回お話したいのが「遺贈」についてです。
遺贈とは何かご存知ですか?
聞いたことはあるけど、説明までの知識は…という方もいるのでは?

始めに、遺贈とは「遺言の内容によって遺産を与えるといった行為のこと」を言います。
遺贈を受け取る人は、法定相続人であるということは必要ないので、
遺言に「この人に財産を与える!」といった思いがある相手がいるようならば、
個人・法人関係なく、指定された相手に財産を渡すことが可能になります。

遺贈と死因贈与は何となく似てるように思いますが、遺贈は遺産をもらう相手の承諾が必要なく、
遺言者からの単独行為から遺産を受け取ることができます。
それに対して、死因贈与は受け取る側との契約を生前にしておかなければ成立はしません。

次に、遺贈には2つの種類があります。
「包括遺贈」「特定遺贈」の2つです。
大きな違いは、包括遺贈は財産を特定して与えるのではなく、
遺産の2割とか1/3というように割合で分ける事になります。
なので、もし借金などのマイナス財産を持っていたとしたら、
割合に合った債務も引き受けなければならない、ということにもなってしまうんですよね。

もうひとつの特定遺贈ですが、これはその名の通り特定の財産を決めて渡す遺贈となっています。
例えば、××別荘・××の土地200坪から100坪など、
渡す財産が具体的に決まった内容で指定されていることです。

このように、遺言での指定がない限り、マイナス財産の借金などを引き受けるということもありません。
遺贈を放棄したいと考える受遺者は、家庭裁判所への申請も必要ないので、
相続人の立場になる人に対して、放棄することをしっかり伝えるだけで成立します。
放棄する事がきっかけで、後からのトラブルを避けるためには、内容証明郵便をしておくといいと思います。

このように、相続人以外にも関わりを持ってくる方も出てくるんですよね!
そう考えた場合、やはり知らなかったでは済まない内容もたくさんあります。
何かあってからでは遅いかもしれません。
前もって、調べておくことが大切ですね!

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